エクセルの行間・列幅を一つずつ調整するのは面倒ですよね。
そこでこの記事では『エクセルで行間・列幅を一括で広げる方法』を3つ紹介します。
一括で調整できれば、一ヵ所ずつ調整する手間が省けますので、ぜひ参考にしてみてください。
エクセルで行間・列幅を一括で広げる方法3選
文字数・大きさに合わせて調整する方法
エクセルで行間・列幅を一括で広げる方法の一つ目は『文字数・大きさに合わせて調整する方法』です。
まずは行間を広げたい行を全て選択します。
選択した行と行の間にカーソルを合わせ、カーソルの形が上下に矢印着きの『+』マークに変わったらダブルクリックをします。
すると、文字の大きさに合わせてこのように行間が自動で調整されます。
続いて、今度は列幅を広げたい列を全て選択します。
選択した列と列の間にカーソルを合わせ、カーソルの形が左右に矢印着きの『+』マークに変わったらダブルクリックをします。
すると、文字数に合わせてこのように列幅が自動で調整されます。
選択した行間・列幅の数値を指定して調整する方法
エクセルで行間・列幅を一括で広げる方法の二つ目は『選択した行間・列幅の数値を指定して調整する方法』です。
まずは行間を広げたい行を全て選択します。
行番号の上で右クリックをして『行の高さ』を選択します。
こちらで行の高さを好きな数値に変更してOKをクリックします。
※ Excel2013以前は13.5、Excel2016以降は18.5がデフォルト
すると、このように選択した行間が全て一括で指定した値に広がります。
続いて、今度は列幅を広げたい列を全て選択します。
列の上で右クリックをして『列の幅』を選択します。
こちらで列の幅を好きな数値に変更してOKをクリックします。
※ 列幅は8.38がデフォルト
すると、このように選択した列の幅が全て一括で指定した値に広がります。
全ての行間・列幅を一括で広げる方法
エクセルで行間・列幅を一括で広げる方法の三つ目は『全ての行間・列幅を一括で広げる方法』です。
どの程度の大きさの表になるか分からず、あらかじめ行間・列幅を広げておきたいときには便利なやり方です。
また、「自宅と職場でExcelのバージョンが違ってて行間が異なるため見にくい」という方も、今からお伝えするやり方で調整してみてください。
まずは全選択ボタンをクリックして、シート全体を選択します。
適当な位置の行の上で右クリックをして『行の高さ』を選択します。
行の高さを好きな数値に変更してOKをクリックします。
これでシート全体の行の高さを一括で広げることができました。
シート全体の行の高さが広がったので、このように1000行目以降も広がっているのが確認できます。
続いて、またシート全体を選択した状態で、今度は適当な位置の列の上で右クリックをして『列の幅』を選択します。
列の幅を好きな数値に変更してOKをクリックします。
これでシート全体の列の幅を一括で広げることができました。
シート全体の行の高さが広がったので、このようにAA列以降も広がっているのが確認できます。
まとめ
今回は『エクセルで行間・列幅を一括で広げる方法』を3つ紹介してきました。
- 文字数・大きさに合わせて調整する方法
- 選択した行間・列幅の数値を指定して調整する方法
- 全ての行間・列幅を一括で広げる方法
行間・列幅を広げる用途に合わせて、ぜひ今回のやり方を試していただければと思います。