この記事では『エクセルでふりがなをつける方法』を2つご紹介します。
入力するふりがなを、ひらがな・カタカナ・半角カタカナから選ぶ方法もお伝えします。
表示されない時の対処法も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
エクセルで『ふりがな』をつける2つの方法
ふりがなの表示/非表示
エクセルでふりがなをつける1つ目の方法は、フォントメニュー内の『ふりがなの表示/非表示』機能を使うことです。
例えば、ふりがなをつけたい列を選択して『ふりがなの表示/非表示』ボタンをクリックすると、
このように漢字の上に自動でふりがなが入力されます。
『ふりがなの表示/非表示』ボタン横の『V』をクリックすると、このようにメニューが開きます。
『ふりがなの表示』をクリックすると、ふりがなの表示/非表示が切り替わります。
『ふりがなの編集』をクリックすると、入力されたふりがなが編集できます。
例えば、このようにふりがなが間違えていたときは、こちらで直してください。
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『ふりがなの設定』をクリックすると、ふりがなの設定画面が立ち上がります。
『ひらがな・カタカナ・半角カタカナ』の切り替えはこちらでできます。
『フォント』を選択すると、フォントの種類や大きさが選べます。
ちなみにフォントサイズを大きくし過ぎると、文字が重なって読めなくなってしまうので、気を付けましょう。
PHONETIC関数
エクセルでふりがなをつける2つ目の方法は、PHONETIC関数を使う方法です。
例えば、セルB1にPHONETIC関数を入力して参照セルをA1にすると、
このようにセルA1のふりがながセルB1に入力されます。
そして、B1の左下にカーソルを合わせ『+』マークになった時にダブルクリックすると、下に関数がコピーされて一気にふりがなをつけることができます。
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ふりがなが間違えていた場合は、このように直接入力し直すこともできます。
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しかし、このやり方では入力し直したセル内の関数が消えてしまいます。
そこで、関数を残しておきたい場合は、ふりがなが間違えている参照元の漢字のセル(今回はA21)を選択して、『ふりがなの表示/非表示』内の『ふりがなの編集』をクリックします。
漢字の上の表示されたふりがなを正しく入力し直します。
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参照元のふりがなを入力し直すと、このようにPHONETIC関数を入力したセルのふりがなも反映されて修正されます。
また、参照元の漢字を選択し『ふりがなの表示/非表示』内の『ふりがなの設定』で設定を変更すると、
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このように『ひらがな』のふりがなに変更したりすることもできます。
ふりがなが表示されない時の対処法
漢字を入力せずに他のデータベースなどからコピーしてきたときは、『ふりがなの表示/非表示』をクリックしてもふりがなが表示されない場合があります。
また、PHONETIC関数を使ってもふりがなが表示されず、漢字がそのまま表示されてしまいます。
このようにふりがなが表示されない場合は、漢字が入力されたセルを選択した状態で『ふりがなの表示/非表示』の『ふりがなの編集』をクリックします。
漢字の上にふりがなが表示されますので、間違いがあれば編集し、間違いがなければそのまま『Enter』を押してください。
すると、このようにPHONETIC関数を入力したセルにもふりがなが反映されます。
面倒ですが、この『ふりがなの編集』を一つずつ行えば、コピーしてきたデータにもふりがなを反映させることができます。
まとめ
今回は『エクセルでふりがなをつける方法』を紹介してきました。
- ふりがなの表示/非表示:漢字の上にふりがなを表示させることができる
- PHONETIC関数:別のセルにふりがなを表示させることができる
- ふりがなが表示されない場合:『ふりがなの編集』を行えば表示される
漢字を入力した時にふりがなを表示させたいときは、ぜひ今回の内容を参考にしていただければと思います。